負けたあとが、団体戦。|ソフトテニスの団体戦で大切にしたいこと
ソフトテニスの団体戦で、自分たちのペアが負けた。
悔しい。
「あの一本を取れていれば」
「あそこでミスしなければ」
試合が終わったあと、いろいろなことを考えると思います。
もちろん、悔しがることは悪いことではありません。
それだけ本気で戦ったということです。
でも、ソフトテニスの団体戦では、そこでひとつ覚えておいてほしいことがあります。
自分たちの試合が終わっても、チームの試合はまだ終わっていない。
これが団体戦です。
ソフトテニスの団体戦は、自分たちが負けてもまだ勝てる
たとえば3ペアで戦う団体戦。
自分たちのペアが最初の試合を落としても、残りの2ペアが勝てば、チームとしては勝つことができます。
つまり、
自分たちが負けた=チームが負けた
ではありません。
でも実際には、自分の試合に負けると気持ちがいっぱいになってしまいます。
ベンチに戻っても下を向いている。
さっきの試合のことばかり考えている。
仲間の試合が始まっていても、なかなか気持ちを切り替えられない。
その気持ちも分かります。
ただ、団体戦ではそこからがとても大切です。
負けたあと、自分に何ができるか
終わった試合の結果を変えることはできません。
でも、負けたあとの行動は自分で選ぶことができます。
仲間に声をかける。
ポイントを取ったら拍手をする。
相手の特徴を見る。
次の試合に向けて身体と気持ちを整える。
そして、自分たちのチームを最後まで信じる。
コートの外に出たからといって、チームの一員でなくなるわけではありません。
むしろ、
自分が負けたあとに、どんな行動ができるのか。
そこに団体戦らしさが表れると思っています。
「切り替えろ」だけでは難しい
僕は、負けた選手にただ
「切り替えろ!」
と言えばいいとは思っていません。
本気で勝ちたかった試合なら、すぐに忘れられなくて当然です。
悔しいときは悔しい。
落ち込むことだってあります。
大切なのは、悔しさをなくすことではなく、
悔しい気持ちを抱えたままでも、次に自分ができることへ動けるようになること。
それも選手として身につけてほしい力のひとつです。
団体戦は、勝った選手だけで戦っているわけではない
団体戦では、どうしても勝ったペアに注目が集まります。
もちろん、勝利を持って帰ってくることは大きな貢献です。
でも、それだけがチームへの貢献ではありません。
試合に負けても、次のペアを全力で応援する選手。
ベンチから仲間を励ます選手。
相手を観察して、気づいたことを仲間に伝える選手。
次の試合に向けて気持ちを整える選手。
そういう選手も、間違いなくチームを支えています。
ソフトテニスの団体戦は、コートに立っている選手だけで戦っているわけではありません。
「自分の試合」から「チームの試合」へ
個人戦なら、自分たちが負ければそこで試合は終わります。
でも団体戦は違います。
自分の勝ち負けだけではなく、
チームとしてどう戦うか。
そこまで考える必要があります。
自分たちが勝ったあとも。
自分たちが負けたあとも。
まだ戦っている仲間がいるなら、自分にできることがあります。
だから僕は選手たちに、
「負けたあとが、団体戦。」
ということを覚えておいてほしいと思っています。
中学生の団体戦で育てたいもの
もちろん、試合には勝ちたい。
TBHも勝つことを目指して練習しています。
でも、中学生の団体戦だからこそ学べることは、勝敗だけではありません。
仲間を信じること。
自分の役割を考えること。
悔しいときでも、チームのために行動すること。
そして、
自分一人で戦っているわけではないと気づくこと。
そうした経験も、これから先の選手としての成長につながっていくと思っています。
自分たちのペアが負けた。
でも、まだ仲間が戦っている。
そんなときこそ、顔を上げてコートを見てほしい。
チームの試合は、まだ終わっていません。
そしてそこから、
本当の団体戦が始まります。
TBH SOFT TENNIS CLUB 選手コース
TBH選手コースでは、ソフトテニスの技術だけではなく、試合の中での考え方や、チームの一員としての行動も大切にしています。
大会で勝つことを目指しながら、実戦の中で使える力を身につけていきます。


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