なぜTBHは、ソフトテニスと「健康」を大切にしているのか。
前回のブログで、
「家族でソフトテニスをしました」
という、小学6年生の男の子のご家族から聞いたエピソードをご紹介しました。
子どもがソフトテニスを始める。
その楽しさが家族にも広がって、お父さんやお母さんもラケットを持つ。
一緒にボールを打って、一緒に体を動かす。
僕にとって、とても嬉しい話でした。
では、なぜ僕がこの話をそんなに嬉しく感じたのか。
今回は、その理由について少し書いてみたいと思います。
健康づくりを専門にする資格を活かして
僕は現在、健康づくりや体力づくりのための運動を専門的に指導する「健康運動指導士」という専門資格を活かしながら、フィットネススタジオを運営しています。
健康運動指導士は、一人ひとりの心身の状態に応じて、安全で効果的な運動を行うための運動プログラムの作成や指導を担う資格です。健康ネット
スタジオでは、大人の方へのパーソナルトレーニングやボクシングエクササイズ。
子どもたちには、たいそう教室やキッズパーソナルトレーニングなど、それぞれの目的に合わせた運動指導を行っています。
運動や体育に少し苦手意識のある子。
できなかったことを、少しずつできるようになりたい子。
すでにスポーツに取り組んでいて、
体の使い方を身につけたい。
もっと動けるようになりたい。
競技のパフォーマンスを高めたい。
という子もいます。
大人の方も、健康づくり、体力づくり、運動不足解消など目的はさまざまです。
そして現在は、TBHソフトテニスクラブでも子どもたちを指導しています。
一見すると、
「フィットネス」と「ソフトテニス」。
まったく違う仕事に見えるかもしれません。
でも、僕の中ではずっとつながっています。
場所や種目が違っても、大切にしていることは同じ
たいそう教室で、初めてできるようになった動きを喜ぶ子。
キッズパーソナルで、自分の体を少しずつ上手に使えるようになる子。
ソフトテニスで、今まで返せなかったボールを返せるようになる選手。
大人の方が、運動を終えて笑顔で帰っていく姿。
やっていることは違っても、僕が大切にしていることは同じです。
体を動かすことを楽しんでほしい。
そして、
その人の生活の中に、自然と運動がある状態をつくりたい。
単に「運動をしてもらう」のではなく、
「またやりたい」
と思える運動との出会いをつくること。
それを、これまでの運動指導でも大切にしてきました。
「運動しなきゃ」ではなく、「ちょっとテニスしようか」
前回のブログにも書きました。
僕がいいなと思うのは、
「運動しなきゃ」ではなく、
「ちょっとテニスしようか」
という形です。
健康のためだから仕方なく体を動かすのではなく、
楽しいからコートへ行く。
友達に会いたいから練習へ行く。
ボールを打ちたいからラケットを持つ。
家族と一緒だからやってみる。
そして気づけば、体を動かしている。
「やらなきゃ」ではなく、「またやりたい」。
そんな形で運動が生活の中に続いていくことを、僕は大切にしたいと思っています。
スポーツと健康には、つながりがある
体を動かすことが健康づくりにつながることは、さまざまな研究でも示されています。
WHOも、子どもから高齢者まで、定期的な身体活動が身体面や精神面など幅広い健康に役立つことを示しています。
また、テニスについても、体力や体組成、骨の健康などとの好ましい関連をまとめた研究があります。
ソフトテニスそのものについても、試合中の心拍数や試合時間から運動強度を調べた研究が行われています。
ただ、僕が伝えたいのは、
「健康にいいからソフトテニスをやりましょう」
ということだけではありません。
僕は、それ以上に大切にしたいことがあります。
強くなることと、ソフトテニスを好きでいること
ソフトテニスを指導していると、
もっと上手くなりたい。
試合で勝ちたい。
大会で結果を残したい。
そんな気持ちで頑張っている子どもたちをたくさん見ます。
その気持ちは、とても大切です。
TBHの選手コースでも、試合で勝つための練習をしています。
実際の試合を見て課題を見つけ、その課題を次の練習へつなげる。
強くなりたい子には、僕もしっかり向き合います。
でも一方で、これまでスポーツの現場に関わる中で、
競技志向が強くなっていく中で、ソフトテニスそのものが嫌になってしまったり、クラブを離れたり、競技自体をやめてしまったりするケースも見てきました。
それは、僕がTBHではできるだけ避けたいことのひとつです。
「強くすること」と「苦しませること」は違う
競技力を高めるためには、もちろん楽なことばかりではありません。
苦しい練習が必要なときもあります。
何度失敗しても挑戦しなければいけないこともあります。
試合に負けて、悔しい思いをすることもあります。
僕も、必要なことはしっかり伝えます。
でも、
「強くすること」と「苦しませること」は違う。
僕はそう考えています。
強い言葉で追い込むこと。
目的や根拠が十分に共有されないまま、
「昔からやっているから」
という理由だけで続けられている、必要以上にハードな練習やトレーニング。
そうしたやり方によって、子どもがソフトテニスそのものを嫌いになってしまうことは、できるだけ避けたいと思っています。
だから指導する側も、
「この練習は何のためにやるのか」
「今、この選手に本当に必要なのか」
「この負荷は、この子に合っているのか」
を考え続ける必要があると思っています。
子どもは、一人ひとり違う
そして、もうひとつ。
TBHで大切にしていることがあります。
子どもたちは、一人ひとり性格が違います。
自分からどんどん質問できる子。
なかなか自分の気持ちを言葉にできない子。
少し背中を押してもらうと頑張れる子。
じっくり話を聞いてもらうことで力を発揮する子。
得意なことも、苦手なことも違います。
そして当然、
コーチとの相性もあります。
あるコーチの言葉ではなかなか届かなかったことが、別のコーチの言葉ならスッと入ることもあります。
どれだけ経験のある指導者でも、一人のコーチだけですべての子どもに最適な関わり方をすることには限界がある。
僕はそう思っています。
だからTBHでは、僕一人の視点だけで子どもたちを見ているわけではありません。
それぞれ違った経験や強み、立場を持つコーチたちが関わっています。
あるコーチだから気づけること。
あるコーチだから聞き出せること。
あるコーチの言葉だから、その子に届くこと。
そんなこともあります。
一人の選手を、一人のコーチだけで見るのではなく、
たくさんの目で見て、いろいろな関わり方で支えていく。
それも、TBHが大切にしていることのひとつです。
ソフトテニスを好きでい続けてほしい
勝つことを目指していい。
本気で競技に打ち込んでいい。
悔しくて泣くくらい、一生懸命になってもいい。
でも、その先でも、
「やっぱりソフトテニスって楽しいな」
と思っていてほしい。
中学生で終わるのではなく、高校でも続ける。
大人になって、またラケットを握る。
親になったら、今度は子どもと一緒にボールを打つ。
年齢を重ねても、仲間とコートに立つ。
そんなふうに、ソフトテニスが長く人生の中に残っていったら素敵だと思っています。
だから僕にとって、
「ソフトテニスを好きでい続けてもらうこと」
も、指導のひとつです。
それも、僕が考える「健康」です
健康というと、
体力。
筋力。
病気の予防。
そんな言葉を思い浮かべるかもしれません。
もちろん、それも大切です。
でも僕は、健康運動指導士として運動に関わる中で、
「この運動をまたやりたい」
と思えることも、とても大切だと感じています。
楽しいから続く。
続くから体を動かす。
仲間ができる。
家族との時間が増える。
そして気づけば、何年もスポーツを続けている。
それも、スポーツが健康につながるひとつの形だと思っています。
フィットネススタジオでも、テニスコートでも
たいそう教室でも。
パーソナルトレーニングでも。
ボクシングエクササイズでも。
キッズパーソナルでも。
そして、ソフトテニスでも。
場所や種目は違います。
でも、健康運動指導士として、そして一人の運動指導者として、僕がやりたいことはずっと同じです。
体を動かすことを、その人にとってもっと身近なものにすること。
そして、
「またやりたい」と思える運動との出会いをつくること。
前回紹介した、
「家族でソフトテニスをしました」
という何気ない一言が、僕にとってすごく嬉しかったのは、そのためです。
一人の子どもがソフトテニスを好きになった。
そこから、家族もラケットを握った。
僕がこれまで運動や健康に関わってきた中で、大切にしてきたものが、その光景の中にありました。
健康のために、ソフトテニスをする。
というより、
ソフトテニスを楽しんでいたら、
それが健康にもつながっていた。
そしてできれば、子どものころに出会ったソフトテニスを、大人になっても好きでいてほしい。
TBHで、そんな人をこれからもっと増やしていけたらと思っています。
次回予告
TBHの強み|一人の選手を、一人のコーチだけで見ない。
今回少し触れた、TBHのコーチたち。
子どもは一人ひとり、性格も違えば、得意なことも、悩んでいることも、コーチとの相性も違います。
だからTBHでは、宮村コーチ一人だけではなく、さまざまな立場や経験を持つコーチたちで、一人ひとりを支えています。
次回は、これまであまり詳しく紹介してこなかったTBHのコーチ陣について。
どんなコーチがいるのか。
どんな経験や実績を持っているのか。
そして、なぜTBHが**「複数のコーチで一人の選手を見ること」**を大切にしているのか。
TBHの強みのひとつである、コーチ陣の層の厚さについてご紹介したいと思います。
TBHの活動について
小学生から参加できる土日クラブ活動はこちら
https://taisou.my.canva.site/tbh-junior-soft-tennis-club
より実践的に取り組む選手コースはこちら
https://taisou.my.canva.site/sensyukosu

