休憩中なのに、気づけばまたラケットを握っている。|秋季大会・練習試合を前に感じた選手たちの変化
ソフトテニスの練習中、10分間の休憩を入れました。
「しっかり休んで、水分とってね」
そう声をかけて、コーチ側も少しひと休み。
……のはずだったのですが。
ふとコートを見ると、何人かの子どもたちがもうラケットを握っています。
そして気づけば、またボールを打ち始めていました🎾
誰かに「練習しなさい」と言われたわけではありません。
休憩時間の中で、それぞれが自然に始めた自主練習でした。
「もう少し打ちたい」が自然に出てくるようになった
もちろん、休憩時間は休むための時間です。
特にまだ暑さの残る時期は、水分補給をしたり、体を休ませたりすることも練習の大切な一部。
だから、「休憩中も練習することが偉い」という話ではありません。
それでも今回、コーチとして印象に残ったのは、
「もう少し打ちたい」
「さっきのボールをもう一度確認したい」
そんな気持ちが、指示されなくても自然に行動として出てきたことでした。
クラブを始めた頃に比べると、練習に対する子どもたちの向き合い方も少しずつ変わってきているように感じます。
今週末は、それぞれに大きな挑戦
今週末は、中学生にとって秋季大会や練習試合が控えています。
そして今回の練習試合は、中学校のソフトテニス部との対戦。
TBHからは中学生だけでなく、小学生の選手も参加予定です。
小学生にとって、中学生との試合は簡単ではありません。
体格も違えば、ボールの速さや展開の速さも違います。
普段の練習では経験できないプレッシャーや、いつもとは違う相手との駆け引きもあります。
でも、だからこそ挑戦する価値があります。
勝てるかどうかだけではなく、
自分のサーブはどこまで通用するのか。
ラリーの中でどこまで粘れるのか。
相手の速いボールにどう対応するのか。
普段練習していることを、実際の試合の中で試してみる。
それだけでも大きな経験になります。
試合は「結果を出す場所」だけじゃない
大会や練習試合になると、どうしても勝敗に目が向きます。
もちろん、試合に出る以上は勝ちたい。
それは選手にとって自然な気持ちです。
でも、育成年代ではそれと同じくらい、
「今の自分に何ができて、何がまだできないのかを知ること」
も大切だと考えています。
練習ではできていたのに、試合になるとうまくできなかった。
逆に、今までできなかったプレーが試合の中で突然できた。
そうした経験を一つずつ重ねることで、次の練習で取り組むことが見えてきます。
だから試合が終わったあとに、
「勝った」「負けた」
だけで終わってしまうのではなく、
「次は何を練習しよう?」
まで考えられる選手になってほしいと思っています。
自分から取り組む力も、選手としての成長
ソフトテニスが上手くなるためには、フォームや技術を身につけることももちろん必要です。
でも、それだけではありません。
自分で考える。
自分で試してみる。
うまくいかなかったら、もう一度やってみる。
今回の休憩時間に見られた自主練も、ほんの小さな出来事かもしれません。
それでも、
誰かに言われたからではなく、自分からラケットを握った。
その姿には、技術とはまた違った成長を感じました。
こうした小さな変化を、これからも大切に見ていきたいと思います。
今週末、それぞれの挑戦へ
秋季大会に挑む選手。
中学校との練習試合に挑む選手。
そして、中学生を相手に挑戦する小学生。
それぞれ立っている場所も、目標も違います。
うまくいくこともあれば、思うようにいかないこともあると思います。
それでも、これまで練習してきたことをコートの上で思い切って試してきてほしい。
そして試合を終えたときに、
「次はこれをできるようになりたい」
というものを一つでも持ち帰ってきてくれたら、それも大きな一歩です。
今週末、それぞれのチャレンジを楽しんできてほしいと思います🎾

