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2026/06/12

二人で1ポイント│ソフトテニスで大切にしてほしいこと

ソフトテニスって、やっぱりおもしろいスポーツだなと思います。

だって、1人で打っているように見えて、
本当は2人で1ポイントを取りにいくスポーツだからです。

後衛が一生懸命つないだボールを、前衛が決める。
前衛が相手にプレッシャーをかけてくれるから、後衛がラリーしやすくなる。
どちらかがミスをしたときに、もう1人が「大丈夫」と声をかける。

そうやって、1ポイントは生まれていきます。

試合を見ていると、ミスをしたあとにすごく落ち込んでしまう子がいます。

「自分のせいだ」
「ペアに迷惑をかけた」
「またミスしたらどうしよう」

そんなふうに思ってしまう気持ち、すごく分かります。

でもね、ソフトテニスは、
1人で全部背負わなくていいスポーツです。

もちろん、自分のミスを反省することは大切です。
うまくなろうとする気持ちも大切です。

でも、ペアがいるということは、
助けてもらっていいということでもあります。

苦手なところをカバーしてもらう。
うまくいかないときに声をかけてもらう。
自分が苦しいときに、ペアに助けてもらう。

それは弱いことではありません。

むしろ、ソフトテニスではとても大切なことだと思います。

誰にでも得意なことがあります。
そして、誰にでも苦手なことがあります。

だからこそ、ペアがあります。

自分が苦手なところを、ペアが助けてくれる。
ペアが苦しいときは、自分が助ける。
どちらか一方だけが頑張るのではなく、
2人で支え合いながら1ポイントを取りにいく。

それが、ソフトテニスのいいところです。

試合中、ペアがミスをしたとき。
そのときに責める言葉をかけても、たぶん良いプレーにはつながりません。

でも、

「大丈夫」
「次いこう」
「一本ずつ」
「ここから」

そんな短い言葉で、ペアの気持ちが少し楽になることがあります。

そして、自分がミスをしたときも同じです。

ペアからの一言で、救われることがあります。
もう一回頑張ろうと思えることがあります。

だから、声かけって本当に大事です。

すごい作戦じゃなくてもいい。
かっこいい言葉じゃなくてもいい。

ペアを安心させる一言。
ペアを前向きにする一言。
それだけで、試合の流れが変わることもあります。

ソフトテニスで学べることは、技術だけではありません。

仲間を信じること。
助けてもらうこと。
助けること。
支え合うこと。
一人で抱え込まないこと。

これは、部活だけでなく、これからの人生でもきっと役に立ちます。

大人になっても、全部一人でできる人なんていません。
誰かに助けてもらうこともあるし、
誰かを助けることもあります。

だからこそ、ソフトテニスを通じて、
「仲間と一緒に頑張るっていいな」
そう感じてもらえたら嬉しいです。

勝つことはもちろん大切です。
でも、それ以上に、
ペアと一緒に悩んで、考えて、声をかけ合って、
1ポイントを取りにいく経験には大きな価値があります。

二人で1ポイント。

この気持ちを大切にしてほしいです。

ミスをしても、ひとりじゃない。
苦しいときも、ひとりじゃない。
嬉しいときも、悔しいときも、隣には仲間がいる。

そんなことに気づけたら、
ソフトテニスはもっと楽しくなるし、
きっと人としても少しずつ強くなっていけると思います。