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2026/10/25

うれしさも、悔しさも、次の力に。|第8回チャレンジマッチで見えた子どもたちの成長

10月24日(土)、TBH SOFT TENNIS CLUBの第8回チャレンジマッチを開催しました。

……と言いたいところですが、その前に。

今回も、みやむらコーチの「雨男」ぶりをしっかり発揮しました(笑)。

コートには水たまりが残っていたため、まずは水を取り除くところからスタート。

そんな中、保護者の皆さんも自然と作業を手伝ってくださいました。

送迎や応援だけでも本当にありがたいことですが、こうした場面でも力を貸してくださることに、改めて感謝しています。

皆さんのおかげで無事にコートを整え、第8回チャレンジマッチを始めることができました。

まだ3か月。それでも、こんなに変わる

今回の試合を見ながら、まず驚かされたのが選手たちの成長でした。

選手コースに参加し始めて、まだ3か月ほどの選手もいます。

決して長い期間ではありません。

それでも、

ストロークの安定感。

ボールへの入り方。

動き方。

試合中の判断。

そして何より、コートに立ったときの姿が少しずつ変わってきています。

保護者の方からも、

「こんなに成長するとは思わなかった」

「本当にTBHに来てよかった」

そんなうれしい言葉をいただきました。

でも、これはTBHに来ただけで生まれた成長ではありません。

日々の練習に取り組んでいる選手本人の努力。

送迎や応援を続けてくださるご家族。

一緒にコートに立ち、選手たちを見てくれているコーチ陣。

いろいろな積み重ねが、少しずつプレーに表れてきているのだと思います。

試合では、練習以上の力が出ることがある

今回、何人かの選手を見ていて、

「今日は普段の練習以上の力が出ているな」

と感じる場面がありました。

急に技術が上がったわけではありません。

でも、

「この一本を取りたい」

「この試合に勝ちたい」

「最後まであきらめたくない」

そんな気持ちが、プレーから伝わってきました。

ソフトテニスの試合は、技術だけで勝敗が決まるものではありません。

もちろん、上手に打てることも大切です。

速いボールを打てることも、コースを狙えることも大切です。

でも、それと同じくらい、

「この一本にどう向き合うか」

が、試合では大きな力になることがあります。

反対に、練習では十分な技術を持っていても、試合になるとその力を出し切れないこともあります。

だからこそ、選手たちには一度考えてみてほしい。

自分は今日、どんな気持ちでコートに立っていただろう。

本当に一点を取りにいっていただろうか。

苦しい場面で、相手に向かっていけただろうか。

最後まで勝つことを諦めずに戦えただろうか。

これは誰かに「もっと真剣にやりなさい」と言われて身につくものではないと思います。

自分自身で気づき、少しずつ変わっていくもの。

技術と同じように、試合への向き合い方も育てていきたい。

今回のチャレンジマッチを通して、改めてそう感じました。

「教えてもらう」のを待つのか、「学びにいく」のか

今回のチャレンジマッチには、5人のコーチが来てくれました。

これだけのコーチが選手たちの試合を見てくれる機会は、とても貴重です。

そこで選手たちには、試合が終わったら積極的にコーチのところへ行き、

「今の試合、どうでしたか?」

「どこを直したらいいですか?」

「次は何を意識したらいいですか?」

と、自分からアドバイスをもらいに行くよう伝えました。

そして今回、改めて感じたことがあります。

自分から積極的にアドバイスを求める選手ほど、成長するスピードが早いように感じます。

もちろん、自分から声をかけることが得意な子もいれば、苦手な子もいます。

だから、聞きに来ないことが悪いわけではありません。

でも、これまで強くなっていく選手たちを見ていると、

「もっと知りたい」

「もっと上手くなりたい」

「今の自分には何が足りなかったんだろう」

と、自分から学ぼうとする姿勢を持っている選手が多いように思います。

コーチは技術を教えることができます。

でも、

教えてもらうのを待つのか。
自分から学びにいくのか。

その小さな違いが、半年後、一年後には大きな差になるのかもしれません。

試合に負けたときも、

「負けた」で終わるのではなく、

「じゃあ、次はどうしたらいい?」

と考えられる選手になってほしい。

強い選手を見ていると、技術だけではなく、こうした取り組む姿勢そのものが違うと感じることがあります。

勝敗だけではなく、「学ぶ姿勢」について考える機会になったことも、今回のチャレンジマッチの大きな収穫でした。

いつもと違うペアだからこそ、見えるものがある

TBHには、他のクラブチームに所属している選手をはじめ、複数の中学校や小学校から選手たちが集まっています。

そのため、チャレンジマッチではさまざまなペアが生まれます。

普段から一緒に組んでいる正規のペア。

違う中学校同士で組んだペア。

学年の違う選手同士のペア。

そして、同じチームに所属していても、普段の部活動や大会ではなかなか一緒に組めない選手同士のペア。

これも、TBHのチャレンジマッチならではの特徴だと思っています。

いつものペアなら、お互いの動きや得意なプレーもある程度分かっています。

でも、初めて組む相手や、学校・学年の違う相手ではそうはいきません。

どんな声をかければいいのか。

相手はどんなプレーが得意なのか。

自分はどこをカバーすればいいのか。

どうすれば二人で一点を取れるのか。

いつも以上に相手を見て、考えて、コミュニケーションを取る必要があります。

だからこそ、

普段とは違う選手とペアを組むことにも、大きな学びがあります。

いつものペアでは気づかなかった自分の良さに気づくこともある。

逆に、自分が普段どれだけペアに助けてもらっていたのかに気づくこともある。

年上の選手から学ぶこともあれば、年下の選手と組むことで、自分が声をかける側になることもあります。

同じチームなのに普段は組めない仲間と、初めて一緒に戦えることもあります。

学校も、クラブも、学年も違う。

普段の立場やペアも違う。

それでも、同じコートに立てば一つのペアです。

普段とは違う経験や刺激の中で、新しい学びや気づきが生まれる。

それも、チャレンジマッチを続けている大きな理由の一つです。

悔し涙を流しながら、それでも最後まで戦った小学5年生

今回、とても心に残った選手がいました。

まだ試合経験も決して多くない、小学5年生の選手です。

思うようにいかず、試合の中で悔し涙を流していました。

それでも、途中で投げ出すことなく、最後までコートに立って戦いました。

負けて悔しい。

上手くできなくて悔しい。

もっとできたはずなのに悔しい。

その瞬間は、本当につらいと思います。

でも、

あれだけ悔しいと思えるのは、それだけ真剣にソフトテニスと向き合っていた証拠です。

どうでもよければ、あれほど悔しくはならない。

だから僕は、その涙を悪いものだとは思いません。

その悔しさが、

「もっと上手くなりたい」

「次は勝ちたい」

「もう一度挑戦したい」

という気持ちに変わったとき、また一つ成長できると思っています。

勝ったときの喜びだけではありません。

負けて悔しいと思った経験も、選手にとって大切な財産です。

10ペアで、できるだけ多くの実戦経験を

今回の第8回チャレンジマッチには、10ペアがエントリーしました。

まず5ペアずつに分かれてリーグ戦を行い、その後、決勝トーナメントと敗者による裏トーナメントを実施しました。

一度負けたら終わりではなく、できるだけ多く実戦を経験できる形にしています。

なぜなら、練習だけでは学べないことが、試合にはたくさんあるからです。

点数が競った場面の緊張。

負けているときの気持ちの立て直し。

相手を見ながら考えること。

ペアとの声かけ。

そして、一点の重み。

どれも実際の試合に立たなければ分からないことばかりです。

今回は、新人戦で県大会出場を決めている中学校同士の対戦もありました。

県大会を控えた選手たちにとっても、本番前に真剣勝負を経験できたことは、大きな意味があったと思います。

うれしさも、悔しさも、次の練習へ

試合は、勝って終わりでも、負けて終わりでもありません。

勝った選手には、

「なぜ今日は上手くできたんだろう」

と考えてほしい。

負けて悔しかった選手には、

「次は何を変えればいいだろう」

と考えてほしい。

そして、自分の力を出し切れなかった選手には、

「次はどんな気持ちでコートに立ちたいだろう」

と考えてほしい。

そして分からなければ、コーチに聞きに来てほしい。

その一つひとつが、次の練習につながります。

技術を身につける。

試合で使ってみる。

上手くいく。

上手くいかない。

考える。

聞く。

また練習する。

その繰り返しの中で、少しずつ選手は強くなっていくのだと思います。

だからTBHでは、普段の練習だけでなく、チャレンジマッチのような実戦経験を積む機会も大切にしています。

次は、10月31日の第1回TBHクラブカップへ

次のクラブ内イベントは、10月31日(土)開催の第1回TBHクラブカップです。

また違ったメンバー、違った組み合わせ、違った緊張感の中で、子どもたちがどんな姿を見せてくれるのか。

今から楽しみにしています。

もちろん、勝つことも大切です。

でも、勝敗だけではなく、

試合を経験したからこそ見つけられる「次の自分への課題」を一つでも持ち帰ってほしい。

それが、TBHが練習だけではなく、こうした試合イベントにも力を入れている理由です。

最後に

今回も、送迎や応援、そして雨上がりのコート整備まで手伝ってくださった保護者の皆さま。

そして、選手たちのために集まり、一試合一試合を見ながらアドバイスをしてくれたコーチ陣。

本当にありがとうございました。

子どもたちの成長は、本人の努力だけでつくられているものではありません。

そばで支えてくれる人。

一緒に喜んでくれる人。

悔しいときに見守ってくれる人。

もっと良くなれるように言葉をかけてくれる人。

たくさんの人の存在があるからこそ、子どもたちは安心して挑戦できます。

そして選手のみんなにも、いつかそのことに気づいてもらえたらうれしいです。

勝てた日も。

負けて悔しかった日も。

思うように力を出せなかった日も。

新しい相手とペアを組んだ日も。

勇気を出してコーチにアドバイスを聞きに行った日も。

その一つひとつが、これからの自分をつくっていきます。

うれしさも、悔しさも、次の力に。

また次の練習から、一緒に積み重ねていきましょう🎾


TBH SOFT TENNIS CLUB 選手コース

TBHの選手コースでは、試合で力を発揮するための実践練習に加え、チャレンジマッチやクラブ内大会など、実戦経験を積む機会も大切にしています。

技術だけではなく、試合への向き合い方、自分から学ぶ姿勢、ペアとのコミュニケーション、勝った喜びや負けた悔しさも含めて、一人ひとりの成長につなげていきます。

▶︎ 選手コースの詳細はこちら
https://taisou.my.canva.site/sensyukosu