1週間後、コートで見えたうれしい変化。|大人のソフトテニス・ストロークのフォーム改善
昨日の大人のソフトテニススクールで、コーチとして、とてもうれしい出来事がありました。
サーブレシーブの練習中、スクール生のストロークに、僕が何度か打ち負けてしまったんです。
ちょっと悔しい……いや、かなりうれしい(笑)。
というのも、そのストロークには、先週のレッスンで取り組んだことがしっかりと表れていたからです。
先週の室内レッスンから、1週間
先週は雨のため、スタジオでストロークのフォーム改善に取り組みました。
そのときの様子を、以前のブログでも紹介しました。
▶ フォームは、すぐに変わらなくても大丈夫。大人のソフトテニススクールでフォームを見直しました
ストロークが安定しない。
思うようにボールに力が伝わらない。
そんな悩みに対して、体重移動や身体の回転、スイングの動きを一つずつ確認したレッスンでした。
フォームは、一度アドバイスを受けただけで簡単に変わるものではありません。
特に、これまで繰り返してきた動きほど、身体は自然と元の動きを選ぼうとします。
だからこそ、焦らず、少しずつ。
前回のブログでは、そんな思いを伝えました。
そして、その1週間後。
今度は実際のテニスコートで、ストロークを打つ様子を見ることができました。
まずは、先週のおさらいから
今回のレッスンは、先週のおさらいからスタートしました。
「腕だけで打とうとせず、体重移動と身体の回転を意識してストロークしましょう」
ソフトテニスのストロークは、腕の力だけでボールを飛ばすものではありません。
足元で身体を支え、下半身から生まれた力を身体の回転、そしてスイングへとつなげていく。
この一連の動きがうまく連動すると、必要以上に腕へ力を入れなくても、ボールに力を伝えやすくなります。
もちろん、打つ位置や状況によって足の運び方は変わります。
大切なのは、誰もが同じ形で打つことではなく、自分の身体を無理なく、効率よく使えるようになること。
今回も、その基本を確認してから練習を進めました。
ストロークが、明らかに変わっていた
レッスンが始まってしばらくすると、ある変化に気づきました。
ストロークが、以前よりもずっと安定していたんです。
それだけではありません。
ボールのスピードも上がり、しっかりと力が伝わっているように見えました。
フォームを見てみると、その理由が少し分かった気がしました。
以前は、身体が正面を向きやすいオープンスタンス気味の構えでストロークする傾向がありました。
その際、足の踏み込みが十分に使えず、体重移動と身体の回転をうまく連動させられていないように見える場面がありました。
ところが今回は、踏み込む足を打ちたい方向へ向け、その足元がぶれないように意識している様子が見られました。
その結果、体重移動と身体の回転がスムーズにつながり、以前よりも安定した、力強いストロークになっていたんです。
ここで一つ、お伝えしておきたいことがあります。
オープンスタンスそのものが悪いということではありません。
オープンスタンスにも利点があり、状況によっては有効な打ち方です。
大切なのは、スタンスの形だけではなく、そこから身体をどう使い、ボールに力を伝えるかということ。
今回の場合は、足の踏み込み方を見直したことが、体重移動や身体の回転を生かすきっかけになったように感じました。
そして何より、自分の動きの特徴に気づき、より良い動きを意識できていたこと。
そこに、大きな意味があると思いました。
うれしかったのは、速いボールが打てたことだけじゃない
今回、僕が一番うれしかったのは、ボールが速くなったことでも、ストロークが安定したことでもありません。
先週取り組んだことを、実際のコートでも意識しようとしていたこと。
ここなんです。
レッスン中にアドバイスを聞いて、その場で動きが変わることはあります。
でも、その感覚を次のレッスンでも思い出し、自分で意識しながら打つことは、意外と難しいものです。
それができていた。
しかも、プレーの変化として表れていた。
指導する立場として、こんなにうれしいことはありません。
そして、サーブレシーブの練習では、何度か僕の方が打ち負けてしまいました。
コーチとしては少し複雑ですが(笑)、
こういう瞬間こそ、教える仕事の楽しさだなぁ。
そんなことを感じたレッスンでした。
「気づけた」の次には、「意識できた」がある
前回のブログでは、
「できなかった」ではなく、「気づけた」が最初の一歩。
という話を書きました。
今回のレッスンを見ながら、その続きを考えていました。
まず、自分の動きに気づく。
次に、何を変えればいいのかを知る。
そして、実際に意識してみる。
少しずつ身体がその動きを覚えていく。
やがて、自然にできることが増えていく。
フォーム改善は、そんな積み重ねなのだと思います。
もちろん、一度上手くできたからといって、次も必ずできるとは限りません。
また元の動きに戻ることもあるでしょう。
調子の良い日もあれば、思うように打てない日もあります。
それでも大丈夫。
一度感じられた「こうすれば打ちやすい」という感覚は、次の練習につながる大切な経験です。
上手くいかなかった日だけでなく、上手くいった日にも、そこから学べることがあります。
大人になっても、成長する楽しさは変わらない
子どもたちの指導をしていると、日々の成長に驚かされることがあります。
でも、それは大人も同じなんですよね。
何歳になっても、新しいことに気づける。
今までできなかったことが、少しできるようになる。
昨日よりも、少しだけ自分の身体を上手に使えるようになる。
そんな変化は、やっぱりうれしいものです。
大人のソフトテニススクールでは、試合に勝つことや、強いボールを打つことだけを目標にしているわけではありません。
身体への負担にも配慮しながら、無理なく、長くソフトテニスを楽しんでいただきたい。
そして、その中で、
「まだまだ自分は変われるんだ」
という楽しさも感じていただけたら、指導者として本当にうれしく思います。
フォームは、すぐに変わらなくても大丈夫。
先週のブログで伝えた、この言葉。
その気持ちは、今も変わりません。
今回のように、短い期間でうれしい変化が見えることもあります。
反対に、何週間、何か月と時間をかけながら、少しずつ身についていくこともあります。
どちらも、大切な成長の過程です。
大事なのは、誰かと比べて早く変わることではなく、自分の身体と向き合いながら、一歩ずつ積み重ねていくこと。
そして今回、僕自身もまた一つ、大切なことを感じさせてもらいました。
教えることができるのは、きっかけまで。
そのきっかけを、自分のものにしていくのは、プレーする本人です。
その積み重ねが、コートでのうれしい変化につながったこと。
本当にうれしいレッスンでした。
これからも、一人ひとりのペースを大切にしながら、一緒に取り組んでいきたいと思います。
そして次のレッスンでは、僕も打ち負けないように頑張ります(笑)。
大人になっても、まだまだ上達できる。
そんな楽しさを、これからも一緒に味わっていきましょう🎾
TBH SOFT TENNIS CLUB|大人のソフトテニススクール
TBHの大人向けソフトテニススクールでは、一人ひとりの経験や身体の動きに合わせて、ストロークのフォーム改善や技術向上をサポートしています。
久しぶりにソフトテニスを再開する方も、さらに上達を目指す経験者の方も、それぞれのペースで楽しく取り組めるレッスンを大切にしています。
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